Topics2019

平成31年 行事アルバム

令和元年度 3学期始業式校長挨拶

令和元年度 第3学期始業式 校長の話

 

 皆さん、おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。皆さんの元気な姿を見ることができ、とてもうれしく思います。この年末年始は、家族とゆっくり話をしたり、友人と出かけたり、普段ではできないことができたと思います。初詣に行った人もいることでしょう。この期間は、新年の決意を新たにする良い機会になったと思います。年の初めにあたり、この1年の目標を立て、それに向かって成長していく自分の姿をしっかりとイメージしてください。

 さて、今日は「礼節」について話をします。皆さん「礼節」は本校の校訓でもありますが知っていましたか。「礼節」とは、言葉のとおり、礼儀と節度のことを言います。きちんとした礼儀と節度ある態度のことを意味しています。他人との関わりを大切にするために必要とされる行動や作法のことです。すなわち、礼儀を行う心のことを「礼節」と言います。表面的な礼儀のことではなく、心のこもった言動のことを言います。

 この年末年始に、クリスティーン・ポラス氏の『Think CIVILITY(シンク シビリティ)「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』という本を読みました。その中にも「礼節」という言葉が出てきます。その中で「礼節」には、以下の三つのことが重要だと述べられています。

 一つ目は、礼節ある人は笑顔を絶やさない。

 二つ目は、礼節ある人は相手を尊重する。

 三つ目は、礼節ある人は人の話に耳を傾ける。

です。皆さん、この三つのことを聴いてどのように感じましたか。作者の考える「礼節」とは、自分の言葉で相手がどう感じたのか、自分の行動が相手にどう映ったのかが重要だということです。

 今、壇上で話をしている私自身も家族との会話の中で、相手の気持ちを考えずに自分の感情のままに言葉を発してしまうことがあります。今回、この本を読みながら自分自身を見つめ直す良い機会となりました。これからは、人工知能いわゆるAIの時代と言われています。しかし、人と人とのコミュニケーションや人として頭で考えて行動する大切さは、これからも必要なことであり大切なことです。もしかしたら、礼儀にはマニュアルがあるかもしれません。でも「礼節」にはマニュアルはありません。

 皆さんもこの機会に校訓の一つである「礼節」という言葉について、じっくり考えてみてください。そして、自分なりの「礼節」を行動に移してください。

 短い3学期ですが、健康で明るく、充実した学校生活にしてください。

 以上で、校長からの話を終わります。

             令和2年1月8日           埼玉県立大宮商業高等学校長 齋藤 俊樹