宮商アルバム

宮商 学校行事

令和3年度 入学式式辞

 日ごとに暖かさをまし、さわやかな風に包まれた、春爛漫の今日の佳き日に、埼玉県立大宮商業高等学校の入学式を挙行できますことは、私ども職員一同にとりましても、この上ない喜びでございます。

 本来であれば、多数の御来賓の皆様に御臨席を賜り、盛大に挙行する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、縮小した形となりました。

 ただいま、入学を許可いたしました189名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。ようこそ、大宮商業高校へ。在校生、職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。また、保護者の皆様におかれましても、さぞお喜びのこととお祝いを申し上げます。

 本校は、昭和19年に設立された歴史と伝統のある県下有数の商業高校であります。これまでに約2万人の卒業生を数え、本県の経済界をはじめ、各界に有能な人材を輩出してまいりました。校訓である「勤勉 礼節 誠実」をモットーとし、「自分に挑み 未来を拓こう」をキャッチフレーズに、心身ともにバランスのとれた人材の育成に努めております。

さて、入学にあたり、校長として皆さんにぜひとも心掛けてもらいたいことを話します。それは、「勇気と覚悟」を持って、これからの3年間を過ごしてもらいたいということです。

コロナ禍で、皆さんの周りの状況は大きく変化し、新しい生活様式や新たな働き方などがますます重要となっています。今後、その場所で皆さんが活躍するためには、視野を広げるとともに意識を変えていくことが必要になります。まずは、何事に対しても勇気をもって「やってみる」ということが大切です。例えば、勉強、部活動、検定試験、ボランティア活動や趣味など、何でも良いのです。興味をもったら行動に移してみてください。安易な方向に流されることなく、たとえつまずいても、決して失敗を恐れることなく、諦めないでもらいたいと思います。まずは、やり始める勇気を持ってください。

さらに、高校生活を通じて、卒業時の自分の姿を常に思い描きながら過ごしてください。そして、覚悟を持って自分を大いに磨いてもらいたいと思います。自分を磨くということは、過去の自分を越えていくこととも言えます。自分が自分自身を成長させるという覚悟を忘れないでください。勇気と覚悟で挑み続けることで、必ずや大きく成長することでしょう。

皆さんは、今日から宮商生として新しい生活が始まります。これからの学校生活への思いを胸にしたときに、夢や目標、不安や心配がきっとあることでしょう。本当に辛いときや苦しいときは、自分の素直な気持ちを周りの大人や友人に伝えてください。私たち職員は真心をもって相談に乗り、皆さんが目標や夢を追いかけ、友人とともに大きく成長していく姿をいつでも応援します。

 続いて保護者の皆様に申し上げます。本日より大切なお子様をお預かりいたします。職員一同、お子様の成長のために、全力で取り組んでまいりますが、時に優しく、時に厳しく接することがあろうかと思います。どうか、本校の教育方針に御理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。さらに、学校は、保護者の皆様、地域の皆様、職員が一体となって連携していくことが大切となります。どうぞ、皆様方の御支援をお願い申し上げます。

 結びに、皆様方に愛され信頼される学校づくりと今まで以上の発展をお約束し、式辞といたします。

 

          令和3年4月8日

           埼玉県立大宮商業高等学校長 齋藤 俊樹

令和3年始業式校長挨拶

 皆さん、おはようございます。春休みは、どのように過ごしましたか。

 今日から新年度が始まります。気持ちを新たに、良いスタートを切り、実りある有意義な学校生活を送ってください。しかしながら、今年度も引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための協力をよろしくお願いします。

 午後の入学式で、189名の生徒が入学してきます。皆さんには、上級生としてのプライドを持ち、優しく新入生を迎え入れていただければと思います。よろしくお願いします。

3年生の皆さんは、高校生活の集大成ともいうべき、進路を決める時期になります。この1年をどう過ごすかで、人生を大きく左右すると言ってもいいでしょう。夢や目標の実現に向けて、自分を見つめ悔いのないようにしてください。2年生の皆さんは、様々な場面で中心的な役割を担い、大きく飛躍する時です。何事にも前向きに挑戦し、自分の意志で進路選択できる1年にしてください。

さて、皆さんには、夢や目標を実現するために、躍動感あふれる学校生活にしてもらいたいと思います。躍動感とは、一言でいうと、いきいきと活動して元気さが感じられることです。今の自分に満足している人は、そう多くはいないはずです。今の自分を大きく成長させるために、何もせずに、じっとしているのではなく、自分自身の手で自分の殻を破るために、何か行動を始めてください。

先日、日本を代表する作家であり作詞家の伊集院静氏の新社会人向けのメッセージが新聞広告として掲載されていました。そのメッセージの一部を紹介します。「私たちが、企業が、会社が、君に何を求めていると思うかね。50年前なら、勤勉で、真面目な働き手を求めた。それも必要なひとつだが、今は違う。何を求めているか。それは、今までにない発想と、君だけの情熱だ。そして何でもやり抜く気力だ」と掲載されていました。この言葉を聞いて、皆さんはどのように感じましたか。今が、どのような状況であろうと、必ずできることがあるはずです。まずは、自分の周りのことに、絶えず「なぜ、どうして」という問いを持ってください。きっと、視野が拡がり、何事にも突き詰めて考えることができるようになっていくはずです。

皆さんが、この1年、規律ある学校生活を送り、夢や目標の実現に向けて、何事にも前向きに挑戦し、躍動感あふれる学校生活になることを期待しています。

以上で校長からの話を終わります。

 

           令和3年4月8日

           埼玉県立大宮商業高等学校長 齋藤 俊樹

 

令和3年度入学式・着任式・1学期始業式

 令和3年4月8日(木)午前に、着任式および1学期始業式そして、午後入学式が挙行されました。

 始業式では、校長講話、生徒指導主任講話がありました。校長から新3年生に向けて高校生活の集大成として頑張ってほしいとエールがあり、新2年生に向けて飛躍的に、前向きに挑戦してほしいと温かい言葉がありました。

 午後の入学式では、緊張と高校生活への期待に満ちた新1年生が登校しました。これから3年間「大宮商業高校に入学してよかった。」と思って頂けるよう教員一同サポートしていきます。宜しくお願い致します。

着任式 入学式
入学式 入学式

令和3年度 校長挨拶

ごあいさつ

 皆さん、こんにちは。
 埼玉県立大宮商業高等学校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 本校は、昭和19年に設立された埼玉県大宮女子商業学校から数え、77年目を迎える歴史と伝統のある県下有数の商業高校です。これまでに約2万人の卒業生を数え、本県の経済界をはじめ、各界に有能な人材を輩出しています。校訓である「勤勉 礼節 誠実」をモットーとし、「自分に挑み 未来を拓こう!!」をキャッチフレーズに、心豊かでたくましい人材の育成に努めています。
 本校では、各種検定における資格取得を積極的に奨励するとともに、ビジネス教育やインターンシップなどにより、生徒の皆さんのビジネススキルの向上と確かな進路を実現しています。また、部活動も運動部・文化部ともに、熱心に活動し大いに活躍しています。
 生徒が明るく充実した学校生活を送るために有意義な教育活動を展開してまいります。
さらに、生徒が大宮商業高校に「入学してよかった。学んでよかった。卒業してよかった。」と思ってもらえるように、教職員一丸となり、生徒を応援していきます。

 保護者の皆様、関係者の皆様におかれましては、本校の教育活動を御理解いただき、御支援と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 中学生・保護者の皆様、地域の皆様、ぜひ一度、本校の様子をご覧ください。皆様の来校をお待ちしております。

令和3年4月
埼玉県立大宮商業高等学校長 齋藤俊樹