2021年4月の記事一覧
令和3年度 入学式式辞
日ごとに暖かさをまし、さわやかな風に包まれた、春爛漫の今日の佳き日に、埼玉県立大宮商業高等学校の入学式を挙行できますことは、私ども職員一同にとりましても、この上ない喜びでございます。
本来であれば、多数の御来賓の皆様に御臨席を賜り、盛大に挙行する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、縮小した形となりました。
ただいま、入学を許可いたしました189名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。ようこそ、大宮商業高校へ。在校生、職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。また、保護者の皆様におかれましても、さぞお喜びのこととお祝いを申し上げます。
本校は、昭和19年に設立された歴史と伝統のある県下有数の商業高校であります。これまでに約2万人の卒業生を数え、本県の経済界をはじめ、各界に有能な人材を輩出してまいりました。校訓である「勤勉 礼節 誠実」をモットーとし、「自分に挑み 未来を拓こう」をキャッチフレーズに、心身ともにバランスのとれた人材の育成に努めております。
さて、入学にあたり、校長として皆さんにぜひとも心掛けてもらいたいことを話します。それは、「勇気と覚悟」を持って、これからの3年間を過ごしてもらいたいということです。
コロナ禍で、皆さんの周りの状況は大きく変化し、新しい生活様式や新たな働き方などがますます重要となっています。今後、その場所で皆さんが活躍するためには、視野を広げるとともに意識を変えていくことが必要になります。まずは、何事に対しても勇気をもって「やってみる」ということが大切です。例えば、勉強、部活動、検定試験、ボランティア活動や趣味など、何でも良いのです。興味をもったら行動に移してみてください。安易な方向に流されることなく、たとえつまずいても、決して失敗を恐れることなく、諦めないでもらいたいと思います。まずは、やり始める勇気を持ってください。
さらに、高校生活を通じて、卒業時の自分の姿を常に思い描きながら過ごしてください。そして、覚悟を持って自分を大いに磨いてもらいたいと思います。自分を磨くということは、過去の自分を越えていくこととも言えます。自分が自分自身を成長させるという覚悟を忘れないでください。勇気と覚悟で挑み続けることで、必ずや大きく成長することでしょう。
皆さんは、今日から宮商生として新しい生活が始まります。これからの学校生活への思いを胸にしたときに、夢や目標、不安や心配がきっとあることでしょう。本当に辛いときや苦しいときは、自分の素直な気持ちを周りの大人や友人に伝えてください。私たち職員は真心をもって相談に乗り、皆さんが目標や夢を追いかけ、友人とともに大きく成長していく姿をいつでも応援します。
続いて保護者の皆様に申し上げます。本日より大切なお子様をお預かりいたします。職員一同、お子様の成長のために、全力で取り組んでまいりますが、時に優しく、時に厳しく接することがあろうかと思います。どうか、本校の教育方針に御理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。さらに、学校は、保護者の皆様、地域の皆様、職員が一体となって連携していくことが大切となります。どうぞ、皆様方の御支援をお願い申し上げます。
結びに、皆様方に愛され信頼される学校づくりと今まで以上の発展をお約束し、式辞といたします。
令和3年4月8日
埼玉県立大宮商業高等学校長 齋藤 俊樹