宮商定時制日誌

2021年12月の記事一覧

ハイデイ日高創業者 神田 正 様による御講演

 本日、日高屋でお馴染みのハイデイ日高創業者、現同社代表取締役会長である神田 正 様を本校にお招きし、定時制の生徒に向けて御講演をしていただきました。

 現在日高屋は関東圏を中心に約400店舗を数える、多くの人が一度は食べたことのある中華料理のお店となっていますが、その創業は神田様が1973年に大宮で開かれた来々軒というお店がスタートになっており、しかもその頃はお一人でラーメンやチャーハンを作っていたそうです。

 どうして中華料理を始めたのか、どのようにお店の数が増えていったのか、そこに至る経緯や理由を生徒に話しているそのお姿は、こちらから見ていてもとても楽しそうでした。

 当時、仲間の人とお店の拡大を検討している際に、皆と駅に行って、「昔はみんな弁当を持って通勤していたが、それがだんだんと弁当を持たずに通勤するようになってきている。弁当を持たない人たちはきっと中華料理を食べてくれる」と説得して、お店の拡大に舵を切ったというお話は、その時代を生きていなかった私にとって、とても印象深いものでした。生徒にとっても、今日の御講演の中で、印象に残るエピソードが沢山あったのではないかと思います。

 このように数々の興味深いエピソードの中で繰り返し強調されていたことは、仕事は一人ではできない、人とのつながりや仲間の支えがあって今がある、ということでした。

 お話が終わった後で、生徒から質問が出ましたが、それに対しても丁寧に御対応いただきました。

 今日の御講演の内容は、それぞれの目的をもって勉強を続けている本校の生徒たちがこれから自分の目標を実現していく上で、多くの気付きを学び取れたと思います。

 神田 正 様、本日は御多忙のところ、本校生徒のために貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。